二枚刃粗加工ヘッドはBCHを
自信を持ってお勧めします。

BCHのご紹介

側面セレーションと抜き通しクランプ構造

  1. 切削抵抗の主分力を両側のボディ側板で確実に受けとめる。
  2. 抜き通しクランプボルトで側板の倒れを抑制する。
  3. 切削抵抗の送り分力によってスライドに加わるモーメントを精巧に研磨したセレーション全体で受け止める。

他社二枚刃荒加工用ヘッドの構造

タイプ1
  • 側板があり主分力を受け止める構造ではあるが、クランプが軸方向であり、倒れやすい。
  • 2枚のスライドを同時に締め付けるため締め付け座面高さの誤差により片締めになりやすい。
  • クランプボルトを緩めるとボディに隙間が大きくできて寸法調節がしにくい。
タイプ2
  • 側板がなく、ブレードが倒れやすい。そのため剛性が落ちる。
  • クランプボルトを緩めるとスライドと本体との隙間ができて寸法調節がしにくい。

他社粗加工用ヘッドとの決定的な違い

クランプボルトを締め付けるとセレーション部がしっかりと当たるように研磨調節をしています。

独立懸架で寸法調整が容易

  1. 各々のブレード又はスライドは、個別に独立して径方向調整可能です。
  2. ブレード又はスライドのガイドにもなる側面研磨セレーションにより、ブレード又はスライド移動時の刃先の倒れがありません。
  3. 抜き通しボルトを緩め、ブレード又はスライドのロックを解除してもブレード又はスライドのがたつきが非常に小さく、機上調整も容易です。

使用方法

強力ステップカット

取りしろが大きな場合に、
1.チップに加わる負荷を半減できる。
2.パワーの小さな機械にも有効。
3.ツール本数の削減が期待できる。

高速バランスカット

取りしろが小さな場合、及び座グリ加工に
1.2倍の送りで加工時間短縮。
2.加工底面に段差が付かない。

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